中村 智 中村 智 (サトルン)
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僕の頭の中を思いつくままに | Webサービス運営者の頭の中

2018-10-21 02:57:36 UTC
カテゴリ : Web
Eye Catch

時々このブログに僕が思っていることを書いていますが、改めて、僕の頭の中を書いてみます。混沌としているところもありますが、人の頭の中ってそんなもんだと開き直って書きます。

今、こんなことを書いてみようと思ったのは、藤澤さんとのやり取りの中で、最近忘れてしまっていた、ヒトイスを作ることになった経緯や、その時の思いを強烈に思い出したからです。

藤澤さんとのやり取りの中でも書いているので、重複するところもありますが、出来るだけ全てを書くことが出来たらと思います。

ヒトイスを作るきっかけ

まず、ヒトイスを作ろうと思ったきっかけですが、それはmixiの登場でした。SNSという概念が生まれ、世界に広がろうとしていたとき、僕はとても大きな危機感を感じていました。

僕はインターネットバカです。インターネットは、個人の能力、例えば技術、知識、経験、思想、発想、その他個人が持っているあらゆる可能性を、全人類が共有できる世界を作ったと信じていました。

そう思わせる理由の一つがWikipediaです。
全人類の知識を、全人類で共有するという素晴らしい思想の元に作られました。

Googleの影響

Googleの思想もまた、僕に強烈な影響を与えました。世界の全てを集めて検索できるようにするという思想は、全人類の知識を全人類で共有するという発想だと思っています。

ところが、mixiのようなクローズドなSNSの登場が、その素晴らしい世界に悪影響を与えると思ったのです。
思ったというか、本能的にすさまじい危機感を覚えました。

クローズドなインターネットが全て悪いというわけではありません。1体1や、少人数でのコミュニケーションは必要です。掲示板やブログのコメント欄が悪意のある人によって、誹謗や中傷に覆い尽くされる時代がありました。それを避けるためにもSNSは必要だったのです。

でも、mixiやFacebookは、人類の財産とも言える、全人類で共有するべき知識や経験を、そのサービス内に囲ってしまったのです。情報の分断が起こってしまったのです。

せっかく、国境も距離の壁も時間の壁も、全てをインターネットが取り払ってくれたのに、全人類の財産を全人類が共有するという素晴らしい世界が実現したのに、クローズドSNSはその世界を壊してしまったのです。

このとき生まれた危機感が、ヒトイス構想を生み出しました。
ヒトイスは、個人が持つ大きな魅力、輝きを、全人類で共有したいという信念のもとに設計しました。

ヒトイスは個人のポータルサイト

ヒトイスは個人の価値を最大化するために、さまざまな個人情報(公開されても良いものだけ)や、インターネット上での活動を1箇所に集めます。そこにアクセスすることで、個人が持つ能力を全て知ることが出来るというものです。

個人の価値・魅力・能力は、全人類が持つ価値・魅力・能力と対等だと考えています。70億分の1じゃなくて、個人:全人類=1:1だと僕は考えています。それぐらい大きなものだと思っています。

Googleに倣って、そういう価値・魅力・能力を全てつなぎ合わせ、簡単に知ることが出来る、そういうサービスを目指しました。

ところが近年、僕は、ヒトイスにもっともっとユーザーを増やしたいという気持ちがはやり、ヒトイスを使うことで個人に利益があるというような表現をしてしまっていました。

もちろん、個人に利益があることは大事です。人は自らの利益を追求する生き物です。ヒトイスの根っこにも、個人のチャンスが生まれるところにするという信念があります。

でも、その信念もまた、実は人類の共通利益のためという風に最初は考えていました。それこそが根本にある信念です。個人の利益は人類の利益という信念です。

そのことを忘れ、「ヒトイス使ったほうが良いよ」みたいな軽い気持ちでプロモーションをしていたと思います。もっと大きな大志があることを、ちゃんと表現できていなかったし、忘れてしまっていたとも思っています。

人が作り出すものはアート

少し話は変わりますが、僕は人が悪意なく作り出すものは全てアートだと思っています。悪意があるもの、兵器とかですね、そういうものはアートとは思っていませんが、芸術や音楽だけでなく、小説とか、技術とか、ブログの記事、アプリなんかも全てアートだと思っています。

そして、アートこそが人類を救うと思っています。
だから、ヒトイスはアートを全人類で共有したいと思っています。

ヒトイスには、個人の属性を表す様々な情報が掲載でき、また、本来のアートである、芸術や音楽なども掲載できます。ヒトイスが挑戦しているのは、全てのアートを集めることです。

集めると言っても、全てをヒトイスに集中するのではなく、既にたくさんある様々なサービスで投稿されたもの、これから生まれるサービスで投稿されるもの、それらへのアクセスのための玄関をヒトイスが担えたら良いと思っています。

つまり、分散された情報を繋げる役割を果たしたいということです。
残念ながら、現代のインターネットは、SNSだけでなく、様々なサービスに情報が分散されています。

ある一人の情報・価値・能力・魅力を知りたくても、情報がインターネット上に分散されていて、探すのが大変です。Googleで検索して、素晴らしい音楽に出会っても、その人が日頃書いているブログに行き着くことが出来ないかもしれません。

でも、その一人の情報を集めた玄関サイトがあれば、そしてそのサイトが各サービスと相互リンクしていれば、つまり、繋がっていれば、その個人が持つ全ての情報を得ることが出来、最大の価値を見出すことが出来ると考えています。

ヒトイスは全人類の利益

一見、個人だけに利益があるように見えるかもしれませんが、Wikipediaが証明しているように、実は全人類の利益になると考えています。

ヒトイスはよく、概念が複雑で良くわからないと言われます。それはおそらく、僕が人類の利益と個人の利益の両方を主張していたからだと思います。わかりやすくするために、僕は最近、個人の利益になるということばかりを前面に出そうとしていました。

本当にヒトイスが目指しているのは、ヒトイスが個人の利益になり、そしてそれは全人類の利益になり、その利益が還元されてまた個人の利益になる。渦巻きのように個人と人類の利益が増えていくというものです。

ここで言う利益は、金銭的なものではありません。ただ、金銭的な利益にもつながると思っています。先にも述べたとおり、ヒトイスは「個人のチャンスが生まれる場所」を目指しています。個人がチャンスを得て、利益を出すことは、人類の利益にもなるからです。

個人がチャンスを得てものにすれば、きっと金銭的な利益も得るでしょう。間接的であるから、人は懐疑的になるかもしれません。ヒトイスは目の前の利益を追求するものではありません。明日よりも1年後の利益を考えています。

それを、沢山の人に理解していただきたいと思っています。

広告収入に対する違和感

それと、これはヒトイスの存続と存在意義に関連することだと思いますが、ヒトイスの維持、そして、僕の大切な家族が生きていくために、どうしても金銭は必要になります。しかし、Wikipediaの思想に影響を受けたヒトイスが、今のように広告で収入を得るということに僕は違和感を覚えています。

まだ家族とこのことについて話したことがありませんが、この機会に話そうと思っています。ヒトイスの広告表示をやめ、Wikipediaのように寄付で活動することは出来ないか。全人類の利益のために作ったヒトイスが、広告収入で維持されるのではなく、人々の善意で維持されるべきではないかということ。

僕はお金の話が嫌いですが、現実にはお金は必要です。少なくとも、二人の娘の夢は叶えてあげたい。そのためにお金は必要です。僕は、僕の子供だけじゃなく、世界中の全ての子供、若者が夢を叶えることを夢見ています。

そのためにお金が必要なら、みんなで出し合おう、そういう世界を夢見ています。クラウドファンディングにも根本にはその思想があるかもしれません。でも、不完全です。クラウドファンディングはビジネスです。みんなの夢はビジネスでしょうか。僕は違うと思っています。ビジネスではない価値観はたくさんあります。ビジネスではない夢はたくさんあります。そういった夢を叶える活動をしたい。それが僕の本心です。

コメント

profile thumbnail 漫才作家/オチ屋
2018-10-21 06:33:55 UTC

Wikipediaの発想や成功はほんとすごいことですよね。みんなで力を共有し,足りない部分をみんなで補い合い,みんなに役立つサービスを提供できて,しかもそれで食べていけたら素晴らしいです。「それで食べていく」というのがやっぱり難しいですよね。協力した人みんなが食べているシステムを考え出せたらなぁ…

そういう視点で「漫才」についても考えてみたんですが,わたしは現在ココナラで「漫才なんでも相談室」 https://coconala.com/services/433955 というのをやっていまして(あんまり売れていませんが…),hitoisで無料の「漫才なんでも相談室」を作ってオープンで質問などにお答えし,個人的な相談や本格的な相談はココナラ(有料)でみたいなのはどうかなと思いました。hitois上でのやり取りはどなたかの役に立つかもしれませんし,「ちょっとした質問なら無料でできる」というメリットもありますし,それがわたしのココナラの集客にもつながるかもしれません。そういうのをやるとしたら,hitoisのグループ機能ですか?

profile thumbnail ひこたん
2018-10-21 07:53:39 UTC

アートは人類にとってレガシー(財産)である、と言う考えは賛成です!
d(^-^")

profile thumbnail ひこたん
2018-10-21 07:55:52 UTC

I am for the opinion that arts of human kind are the "legacies" for himself.

profile thumbnail サトルン
2018-10-21 12:40:24 UTC

コメントありがとうございます!
娘とイッテQ観てて返信遅くなりました、すみません。

>藤澤さん
面白そうですね。
ただ、現在のコメント機能はhitoisユーザーしか使えなくて、誰でも使えるのはファンレターなんですよね。

実はこれについては先月ぐらいからどうにかならないかと考えていました。
hitoisがコメントをhitoisユーザーだけに限定しているのは、荒らしを防ぐためです。hitoisユーザーなら自分のポータルサイトを大事にすると思うので、荒らしなんかはしないという楽観的な考え方なんですが。

でも、グループって、hitoisユーザーじゃない人からの問い合わせとか受け付けられないといけないよねって思っていて。

で、色々考えて、単純にファンレターと同じような機能をグループに設けたら出来るので、来週ぐらいにやってみようか、とかいう感覚です。来週にしているのは、今週はちょっとプログラミングのお仕事をいただいていて、そっちが忙しいので。申し訳ありません。

それと、グループだけじゃなく、個人でも問い合わせは受け付けられるようにしたほうが良いのかなとかも考えています。あ、メールフォームを公開していたら問い合わせは受け付けられますが、メールに返信すると、自分のメールアドレスを知らせることになるので、ちょっと使いにくいなぁと。

でも、コメント機能を開放しちゃうと荒らしの問題があるしってところで悩んでます。まぁ、ファンレターはそこを考えた機能なんですけどね。

profile thumbnail サトルン
2018-10-21 12:44:12 UTC

>ひこたん
翻訳は翻訳リンクから付けれますよーって、わざとですかね?
翻訳投稿だとTweetとかされないですからね。

profile thumbnail 漫才作家/オチ屋
2018-10-21 13:32:31 UTC

いえいえ,そんな謝らないでください。わたしは思いついたらすぐ伝えたくなってしまう性格で,とりあえず書き込んでいるだけですから。

自由に使えて,なおかつ「荒らす」ような人は来ないような場所になればいいんですけどねぇ…

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